人も水もきれいだから 第八話

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第八話 本幸水源の利用開始(湧水)

従来、本幸地区はおもに湧水をたよりに井戸などを利用し、飲用水にあてていた。
しかし、年間を通すとたびたび水枯れがあるなど、水をめぐる問題が多くあった。

昭和58年に北海道知事の許可を得て、本幸地区を対象とした水道施設が完成。
40戸の世帯に給水が開始された。

こちらの水源も非常に良質で、『原始の泉』から、ほど近い位置からの湧水を利用している。
 
「ポプラ並木の丘の道 登校うれし空晴れて 白雲なびく十勝岳 ああ我等の行手に今日もまた 学びの窓の鐘がなる」 本幸小学校校歌の2番ですが、本幸地区の自然豊かで美しい風景が目に浮かびます。
「原始の泉」という湧き水を汲める場所には、地域の人だけでなく道内からも人が訪れ、札幌から2Lタンクを20本程持ってきて水を汲みに来るファンがいるなど、非常に良質な水が湧いています。
今も変わらずにきれいな水を飲めるのは、中富良野町の人たちが、この町の自然環境が好きで、今も大切にしながら生活しているからだと思います。
この豊かな自然の恵みを未来の子どもたちに受け継いでいくために、これからも中富良野町の自然環境を大切にしていきたいですね。
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