国保のしくみ(平成30年(2018年)4月から国保制度が変わりました)

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国民健康保険制度

 市町村国保は、勤務先の健康保険などに加入している方とその扶養家族、または生活保護を受けている方以外が加入する保険です。
 国保は国民皆保険の基盤ですが、高齢の加入者の方が多いため、医療費水準が高く、所得水準が低いという構造的な課題を抱えています。
 そこで平成30年4月から、市町村に加えて北海道も国保制度を担うことで、安定的な財政運営を図っています。
北海道の主な役割:国保財政運営の中心的役割、事務の効率化・標準化の推進/市町村の主な役割:加入者の方に身近な窓口 きめ細かい保健事業
 

加入者

 自営業者、農業などの従事者、パート・アルバイトなどで健康保険に加入していない人など
 

届け出

 国保への加入は世帯ごととなります。
 届け出が遅れると保険税・受診時の医療費に影響しますのでお早めに手続きを行ってください。

加入

  • 他市町村から転入したとき(職場の健康保険などに加入していない場合)
  • 職場の健康保険などをやめたとき(退職日の翌日)
  • 子どもが生まれたとき
  • 生活保護を受けなくなったとき

脱退

  • 他市町村へ転出したとき
  • 職場の健康保険などへ加入したとき
  • 死亡したとき
  • 生活保護を受けはじめたとき
 

保険証(国民健康保険被保険者証)

 ひとり1枚ずつ交付され、医療を受けるときの受診券となりますので大切に取り扱いましょう。
 住所など変更がある場合は届け出てください。
 万が一なくしたときは、印鑑と本人確認書類(運転免許証等)を持参のうえ、再交付の申請を行ってください。
 

平成30年度から変わったこと、変わらないこと

被保険者証(保険証)の記載内容が変わります

被保険者証(保険証)の記載内容の変更点を説明した図。同じ内容を図の下に記載しています。

国民健康保険被保険者証(69歳まで)

  • 市町村による資格管理の開始日が入ります
  • 国保運営に加わった「北海道」が入ります
  • 交付者はこれまでどおり市町村です
※市町村によって色などは異なります。

国民健康保険被保険者証 兼 高齢受給者証(70歳~74歳)

今回の更新から、70歳~74歳の方には保険証と高齢受給者証が一体化したカードを交付します。
今後はこの1枚を提示するだけで、医療機関を受診できます。

保険証の有効期限が、原則毎年7月31日になります

 ただし、更新日までに75歳に到達する方などは異なる場合があります。
 中富良野町での保険証更新は、7月中旬から下旬にかけて実施してます。
 有効期限が切れた保険証については、はさみ等で切るなど、各自で処分してください。

高額療養費の多数回該当の算定回数が道単位で通算され、皆様の負担が軽減されます

 道内の他市町村への転出等であって、世帯の継続性が保たれている場合には、平成30年4月以降の療養において発生した高額療養費の多数回該当の算定回数が、通算されるようになります。
道内市町村間での住所異動に伴う高額療養費の多数回該当の判定例。これまで市町村単位で通算していた該当回数が、平成30年4月以降は道内市町村間で転居した場合でも通算されます。

皆さまの届出等の窓口は変わりません

市町村・北海道の窓口の説明図。同じ内容を図の下に記載しています。

加入者の方→市町村

  • 保険料(税)の納付
  • 保険給付等の申請
  • 各種の届出

市町村→北海道

  • 納付金の納付

北海道→市町村

  • 保険給付の費用を交付

市町村→加入者の方

  • 保険証の交付
  • 保険料(税)率の決定
  • 保険給付

医療機関の受診方法は変わりません

 今までどおり、医療費の2~3割が自己負担となります。被保険者証(保険証)を提示して受診してください。
 

お問い合わせ先

税務住民課国保住民係(0167-44-2124)

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