花彩便りVol.14 中富良野音頭でドドントネ

  ハァー 眺め一番 盆地は碁盤
  トラクター千台 ヤレコノ こだまして
  土のまつりだ ヒバリの歌だ
  葵太鼓で ドドントネ(ソレ)


◆心たのしい唄とおどり
 昭和54年、成長を続けていた日本経済もオイルショックを契機に、低成長の時代がやって来ました。中富良野でも、昭和46年から稲作転換事業が始まり、現在に至るまで農業経営は厳しい時代を迎えることになります。
 農家人口の減少、過疎化が進む中、町民の一体感を育てるためさまざまな取り組みが行われました。その一つとして、昭和55年には、町民が輪になって踊れる「中富良野音頭」が作られました。これは、だれもが親しめる町の音頭として公募によって選ばれた歌詞に曲と振りが付けられたものです。
 この、「中富良野音頭」を全町に普及させるため、文化協会の舞踊サークルのみなさんが各地区に出向いて指導にあたりました。集会所には夜更けから「中富良野音頭でドドントネ・・・」という唄が流れ、町民の気持ちを活気づけたのでした。

◆君とドライブ ハンドルまかせ
 「中富良野音頭」は、町民体育大会などの全町的な行事のアトラクションで披露されました。二重、三重の輪になって踊られる「中富良野音頭」は壮観なものでした。ちなみに、二番は次のよう歌詞です。
  ハァー 君とドライブ ハンドルまかせ
  アスレチックは ヤレコノ北星山
  キャンプまつりだ みんなの唄だ
  葵太鼓で ドドントネ(ソレ)

 たまたま、出席していた警察関係者が、音頭を見終わり帰る折りに、「交通安全上、ハンドルまかせとはいかがなものか?」と言ったとか。それを聞いた人が、「楽しく踊っているのに大人げない」と言ったとか、言わなかったとか。
 
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